Googleタグマネージャーを使ったスクロール率の設定【2021年7月最新版】

Googleタグマネージャーって便利ですよね。一度使ったらもう使わないという選択肢はないくらい便利ですよね。
その反面、機能が変わったりすると設定がわからないなんてことにもなりますが(*´Д`)
今回はページの『スクロール率』について誰でも理解して設定できるように簡単にご紹介します。

STEP1:トリガーの設定

・「トリガー」→「新規」をクリック
・「トリガーの設定」をクリックし、『スクロール距離』を選択。
・「縦方向スクロール距離」を選択。
・「割合」の欄に『20,40,60,80,100』を入力。
・「このトリガーの発生場所」で『すべてのページ』を選択。
・「保存」で完了。
ここでの注意点としては割合の欄で入力する数値です。任意の数値でいいのですが、10%刻みだと細かすぎるような気もしますので私は20%刻みを使うようにしています。
また、100%も入れていますが、100%はページを完全にスクロールしたということですので、記事ページなどでは、たいていフッターの中にオススメ記事やページ内リンクがあることもあるので100%まで行くことは稀なことかと思いますが、一応入れるようにしています。
スクロール率から読了を判断するためには80%の数値をもとに読了率を算出するといいと思いますよ。

STEP2:タグの設定

・「タグの種類」を「googleアナリティクス:ユニバーサルアナリティクス」を選択
・「カテゴリ」を『scroll』
・「アクション」を『{{Scroll Depth Threshold}}』
・「ラベル」を『{{Page URL}}』
・「非インタラクションヒット」を『真』
・「このタグでオーバーライド設定を有効にする」にトラッキングIDを入力。
・「トリガー」を『スクロール距離』
ここでの注意点は2つ。
1つ目は変数です。古いデータだと「Scroll Depth Threshold」変数をGoogleタグマネージャーで追加してくださいと書かれていますが、2021年7月現在ではトリガーの「スクロール距離」を設定すれば自動で入っています。

スクロール距離トリガーが発動すると、次の組み込み変数に自動的に値が入力されます。これに気が付かなくて最初からつまずいてしまいました(*´Д`)
そういう人たちが困らないように今回初めて記事にしようと思ったきっかけになっています。

Scroll Depth Threshold: トリガー発動につながったスクロール距離を示す数値です。しきい値がパーセンテージの場合は 0~100 の数値、ピクセル数の場合はしきい値として指定されているピクセル数そのものが値となります。変数を 0 に設定すると、レポートに(未設定)と表示されます。
Scroll Depth Units: トリガー発動のしきい値の指定に使用されている単位(「%」または「ピクセル」)が値となります。
Scroll Direction: トリガー発動につながったスクロールの方向(「縦方向」または「横方向」)が値となります。
引用元:タグマネージャーヘルプ

2点目は「非インタラクションヒット」の設定です。『真』にすると他の設定に影響を与えないので直帰率が不当に下がるようなことがなくなります。この「非インタラクションヒット」の設定を間違うことで直帰率が異常値になることは割とよくあることですのでしっかりと確認をするのをオススメします。
直帰率が異常値の場合はGAタグの重複かこの「非インタラクションヒット」の設定間違いが原因ですから。

STEP3:公開

トリガーとタグの設定が終われば後は公開するだけです!お疲れ様でした(*´ω`*)
目標設定と違い、GA側では特に何もしなくていいので公開すれば完了です。
GAでの数値反映はだいたい30分もすればイベントとして計測されるようになりますよ。

まとめ

Googleタグマネージャーを使ったスクロール率の設定はなれると10分くらいで完了してしまします。
企業HPでLPをどこまで読まれているかを簡単に見たい場合や、個人の方でもブログの記事がしっかり読まれているかを知るためにも設定しておくのもいいですね。



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