ドラクエ3とロマサガ2のリメイクが一気に発売されて大忙し。

2024年10月24日には『ロマンシング サガ2 リベンジオブセブン』が発売され、2024年11月14日には『ドラゴンクエスト3 HD-2D』が発売されました。
どちらも小中学生のころにハマったゲームであったので買いました\(^o^)/
年末にかけて忙しい時期なのにどちらもクリア!

詳細なプレイ感想やレビューは別の記事でするとして、この同時期に同じスクエア・エニックスからリメイクが発売されると否が応でも比べてしまいますよね。
そんなことでざっくりとした感想を書いていきます。

ロマンシング サガ2 リベンジオブセブン

原作では語られなかった七英雄のエピソードを追加したことと、現代風にアレンジを加えてテンポよく遊べるようにしたリメイクのお手本のような作品。
・ロマンシング・サガ2がもつ面白さ、サガらしさは残してある。
・可愛らしい・かっこいいキャラクターデザイン。
・理不尽だった敵の攻撃はなくなりいい方向で調整されたゲームバランス。
・アビリティシステムを入れることで原作では使われなかったキャラも使うようになった。
ざっくりと書いただけでもこれくらいいいところがあがりました。
味方がどんどん強くなりすぎでオリジナルでも最後の方は楽勝状態になりましたが、それでもただ強くなるのではなく、アビリティの組み合わせや育成をした結果強くなったから楽しかったです。
プレイしていて制作スタッフの方たちがサガ愛にあふれているんだなと感じました。
原作のロマンシングサガ2に対して敬意を込めて、この名作を現代風にリメイクして楽しんでもらえうように創意工夫をしてくれたのだと感じることができました。

ドラゴンクエスト3 HD-2D

日本のテレビゲーム史を語る上で外せない社会現象にもなった伝説的RPG『ドラゴンクエスト3』のリメイク。注目度はロマンシング・サガ2よりも高いと思います。
しかし、プレイした感想としては駄作、凡作といった印象です。
パッとみると綺麗ではありますが安っぽさはあります。また、画像があらくこれが2024年のフルプライスで販売されているゲームなの?という印象があります。
・戦闘のテンポが悪い。
・ウリの一つであるモンスターバトルロードが蛇足。
・職業格差がひどい。
・はぐれモンスターや秘密の場所などの存在が水増し感。
・敵が強いのではなく、うっとおしい。戦闘が面白くない。
・グラフィックがしょぼい。
・移動が遅い。船やラーミアはストレスでしかない。
・キャラクターグラフィックに魅力を感じない。
・オルテガのストーリーは嬉しかった。
原作がファミコン時代の作品でストーリーそのままだと圧倒的にボリュームが少ないのは理解できます。
要所要所にボスを追加したりしてボリュームアップをしたのはいいとも思いますが、全体的に水増し感がすごいですね。
なにより、これを制作したスタッフはドラクエ3を遊んだのでしょうかね?ゲームが好きなのかすら怪しいレベルです。
「楽しい」を履き違えているとすら思えます。
ドラゴンクエスト3が伝説的RPGだということもあってその重圧はあったかとは思います。
しかし、原作に対する敬意のかけらも感じません。伝説的なゲームを駄作まで貶めた罪は重いと考えています。
こんな感じでドラゴンクエスト1&2もHD-2D化されるならわざわざ買わなくていいかな。
『ロマンシング サガ2 リベンジオブセブン』を制作してくれたスタッフの方たちにドラゴンクエスト3をリメイクしてほしかったです。

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